『暗殺者グレイマン』
- タイトル:暗殺者グレイマン
- 原題:Gray-man
- ジャンル:小説
- 著者:マーク・グリーニー
- 製作年:2009
- 製作国:アメリカ
- 劇中年:言及なし
- 要素:CIA、ナイジェリア、NOCリスト、暗殺者
- 評価:★★★★☆
- 寸評:人目につかない男・グレイマンと呼ばれる凄腕暗殺者ジェントリーは、ナイジェリアの大臣を暗殺したことから世界中の特殊部隊や暗殺者に狙われる羽目に。イラクにチェコ、スイス、フランスで、次々に襲いくる敵たちとの死闘が始まる。/数多の追手と戦いながら=各ステージをクリアしながら、恩人を救うべく死地に飛び込んでいくプロットは、『ボーン』三部作、あるいは『コール・オブ・デューティ』シリーズを踏まえた、冒険小説最新アップデート版といった趣だ。ただ展開が早いだけではなく、敵の人数やシチュエーションが毎回変わるなど、アクションの趣向もバラエティに富んでいる。ゲーム世代には冒険小説の入り口として、また古参の冒険小説ファンには現在進行形の大人気シリーズの一作目として、ぜひチェックしておいてほしい快作である。
- 作者: マーク・グリーニー,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/09/21
- メディア: 文庫
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