『ローン・サバイバー』


  • タイトル:ローン・サバイバー
  • 原題:Lone Survivor
  • ジャンル:映画
  • 監督:ピーター・バーグ
  • 製作年:2013
  • 製作国:アメリ
  • 劇中年:2005
  • 要素:SEALs、アフガニスタンタリバン
  • 評価:★★★
  • あらすじ:2005年、タリバン幹部を捕捉すべくアフガニスタンの山地に潜入したSEALsチームが敵と遭遇、多くの死亡者を出した「レッド・ウィング作戦」を、唯一の生存者マーカス・ラトレルによる手記『アフガン、たった一人の生還』をもとに描く。マーク・ウォールバーグ主演。
  • 寸評:映画はSEALsの過酷な訓練をとらえた記録映像にはじまり、彼らの超人的な能力と深い絆を訴える。『ネイビー・シールズ』でもみられた、シールズの自己PRの強さに少々辟易するものの、すさまじい臨場感の戦闘シーン、そして映画の(すなわち現実のレッド・ウィング作戦の)驚くべき展開がそれを吹き飛ばしてくれる。『キングダム』を筆頭に、マッチョなアメリカ人たちが異文化に接触するさまを描いて印象的なピーター・バーグの美点が活かされた一本だ。死と隣り合わせの戦場の最先端で、やさしさに出会ってしまう軍人の驚きが瑞々しい。防戦一方の森林戦もすさまじいが、終盤にも思わぬ盛り上がりがあり戦争アクションとしてもなかなか爽快。(2014/03/22)

アフガン、たった一人の生還 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

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