『レインボー・シックス』

  • タイトル:レインボー・シックス
  • 原題:Rainbow Six
  • ジャンル:小説
  • 著者:トム・クランシー
  • 製作年:1998
  • 製作国:アメリ
  • 劇中年:
  • 要素:ヘリフォード、アメリカ、ベルン、ウィーン、スペイン、シドニーエコテロリストIRAKGB
  • 評価:★★☆☆☆
  • あらすじ:国境・地域を越え拡散するテロの驚異に対抗すべく、CIAのジョン・クラークを中心に各国情報機関・特殊部隊の精鋭を集めた秘密チーム「レインボー・シックス」が結成される。次々と各地の事件を解決していくクラークたちだったが、その活躍のいっぽうで彼らの想像もおよばない陰謀が進行していた。
  • 寸評:トム・クランシーの関わった同名大ヒットゲームで知られる「レインボーシックス」の活躍を描く。なお、ゲームと小説は設定が共通しているものの物語は別もの。文庫本四巻のボリュームを感じさせないリーダビリティはみごとだが、全体の構成や倫理の浅薄さはトム・クランシーのパブリックイメージを裏切らない。複数並行して語られるストーリーのうち、元KGBポポフの部分は、元スパイが自身の資質と人脈を活かしスマートに暗躍するスパイ譚として読み応えあり。
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